角蛇剣士ボティス

ボティス/Botis

巨大な毒蛇、または剣を携える双角のしわがれ声の男の姿をしています。過去、現在、未来の占術・友人間の不和の調停・地震発生・愛の秘事・法律を得意とし、物質の獲得・相続・貪欲を担当します。【wiki】

 


ゲヘナ:2008/12/17

「蛇」 ▼

 人は誰しも己の内に蛇を飼っている。
 その蛇の名は誰も知らぬ。
 知らぬからこそ、人はその蛇に幾千幾万の名を付けた。

「リヴァイアサン」「ニーズヘッグ」「ヨルムンガンド」
「バジリスク」「ヴリトラ」「アジ・ダハーカ」
「イルルヤンカシュ」「ヒュドラ」「ヤマタノオロチ」
「エキドナ」「デルピュネ」「メデューサ」
「ラムトンワーム」「ガルグイユ」「ミズチ」
「ファフニール」「テュポーン」「サタン」
 そして我の名「ボティス」。
 しかし、これらは蛇の真の名ではない。
 蛇の名を知るものは誰もいないのだから。
 だが人よ

 本当ハ知ッテイルノダロウ?


竜胆ヒマワリ:2008/12/18

我らは恐るべきトカゲの末裔
火と鉄で世界樹を7つに割ったサラマンダーの子 ▼

 神を讃える炎の蛇
 ブッダを守った七頭コブラ
 熊楠の南方曼陀羅
 教授が見たニューロンのファイヤダンス

 我らはこの「流動する知性」そのものなのか?
 それともこの暴れ蛇に乗っているだけなのか?
 実は知らない。実に知りたい。
 ボティス、呪いを説いてくれ。
 ボティス、呪いを欠けてくれ。


ゲヘナ:2008/12/17

無題 ▼

 少年。汝の問いに応えよう。
 汝らの父と母がまだ知恵無き獣であった頃、
 我は楽園へ忍び込み、甘言を弄して知恵の実を食べさせた。

 やがて人は「変化」した。
「ファフニール」は己の心の臓を堅き鎧で守り通し
「ガルグイユ」は己の中に流るる紅き水を操り
「エキドナ」は己の胎内より新しき肉と蛇を産み
「ヤマタノオロチ」は己の欲望のままに穢れ無き性女を求め
「ボティス」は己の脳内を駆けめぐり知恵の断片を繋いだ。

 少年。汝は蛇に遣われている。
 それは我が汝の父母に掛けた呪い。人が人に成りし時に発動した呪い。
 説く術は無い。欠ける道理もない。

 汝らは蛇を介し慣らして蛇を遣わす蛇の子よ。


竜胆ヒマワリ:2008/12/23

101匹目のヒト
ヒトの知性はヒトの形をしていない ▼

♪背骨に潜った長い尾は、
 頭の中に蜷局を巻いて、
 やがてデコから飛び立つの?

2件のコメント

himaring

サハラ砂漠のツノクサリヘビ

himaring

ケルトの狩猟神にして冥府神ケルヌンノスも蛇を持っている。ボティスは古い狩猟神と関係あるのだろうか?

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