カテゴリー: グノーシス神話

処女神ソフィアと堕天使アカモート

ソフィア/Sophia

◉ グノーシス神話・ミトラ神話→ギリシャ哲学

ソピアー。アイオーン神族の末娘。古代ギリシャ語で叡智の意味。好奇心からアイオーン最上位のプロパトール(原父)の姿を見たいと望み、その光を浴びた影から偽神ヤルダバオト(=デミウルゴス)が生まれました。ソフィアはこの世界の不完全性の原因であり、同時に救済者でもあるため、ヤルダバオトが支配するこの世界に身を堕として彷徨っています。この状態のソフィアをアカモートと呼びます。【wiki】

アカモート/Achamoth

▶ 宗教学探究/大田俊寛/ソピアー神話/ナグ・ハマディ文書/この世の起源について

時神アイオーン

時神アイオーン/Aeon

グノーシス神話での宇宙創世に関わった神々の総称。古代ギリシャ語で時間や生涯の意。惑星や卵の上に直立し、蛇を螺旋状に巻き付かせた天使の姿として描かれます。錬金術との関わりも深いようです。【wiki】

グノーシスとは1世紀~4世紀の地中海を中心にイラン・メソポタミアなどで活動した宗教思想群。善⇄悪と物⇄霊の二元論を特徴とし、この世界が悪や間違いによって作られたと考え、認識によって自己の内部にある神を目覚めさせ濁世からの脱出を目的とします。キリスト教では人間を誘惑しエデン追放の原因となった蛇を悪と考えますが、グノーシス思想では暗黒の世界で自己の神を目覚めさせる神の欠片だと考えます。

 


ニーチェ:1872

『悲劇の誕生』 ▼

子供や芸術家が遊戯するように
永遠に生ける火が
無心に、
遊戯し、
築き上げ、
崩してゆく。

そしてこの遊戯を自己とするのがアイオーン【永遠】である。