カテゴリー: グノーシス神話

時神・アイオーン

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アイオーン
Aeon

宇宙創世に関わった神々の総称。古代ギリシャ語で時間や生涯の意。惑星や卵の上に直立し、蛇を螺旋状に巻き付かせた天使の姿として描かれる。錬金術との関わりも深い。【wiki】

グノーシスとは1世紀~4世紀の地中海を中心にイラン・メソポタミアでも連動した宗教思想群。善⇄悪と物⇄霊の二元論を特徴とし、この世界が悪や間違いによって作られたと考え、認識によって自己の内部にある神を目覚めさせることを目的とする。キリスト教では人間を誘惑しエデン追放の原因となった蛇を悪と考えるが、グノーシス思想では暗黒の世界で自己の神を目覚めさせる存在だと考える。

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 ニーチェ:1872
『悲劇の誕生』 ▼

子供や芸術家が遊戯するように
永遠に生ける火が
無心に、
遊戯し、
築き上げ、
崩してゆく。

そしてこの遊戯を自己とするのがアイオーン【永遠】である。

聖魔神・アブラクサス

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アブラクサス
Abraxas

◉ グノーシス神話・ミトラ神話

アイオーン神族のひとりとして選ばれた者を天国に導く。鶏頭に蛇足という異形であり、手には鞭と盾を持ち4頭立ての馬車を駆る。【wiki】

私がグノーシスという言葉を知ったのはエヴァンゲリオンです。グノーシスの母体ともいわれているマニ教も『漫画版:風の谷のナウシカ』で知りましたし、アブラクサスの名も『少女革命ウテナ』で知りました。どうやらグノーシスはサブカル日本と相性がいいようです。竜胆ヒマワリがデザインしたアブラクサスもこの流れを踏まえ『楳図かずお:14歳』のチキン・ジョージに似せて描きました。グノーシスが日本にセカイ系や中二病を蔓延させただけではないといいんですが。

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 ヘルマン・ヘッセ:1919
『デミアン』 ▼

鳥は卵の中から抜け出ようと戦う。
卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、
一つの世界を破壊しなければならない。
鳥は神に向かって飛ぶ。
神の名はアプラクサスという。