裁判悪魔ダンタリオン

百顔の裁判官ダンタリオン/Dantalion

多数の男女の顔を持つ悪魔。分厚い一冊の本を持ち、これには全ての生き物の過去・現在・未来にわたる思考が書かれていますがダンタリオンにしか読めません。幻術・読心術・千里眼・芸術・科学を得意とし、善・寛大・善良ゆえの愚鈍を担当します。【wiki】

 


役田:2010/01/27

しかし縁日のお面は高価い ▼

ヒトから表情を取り去った
仮面こそがヒトの個性の純真な
スガタのひとつじゃないじゃろか。


竜胆ヒマワリ:2010/01/28

演じるとは宴じること 祭りということ ▼

 夜だから明るくて
 楽しいから切なくて
 満ち足りないから道たりえ

 きつね、しょうじょう
 オカメ、ヒョットコ
 般若、翁に、鬼子母神

「仮我見よ!
 仮我見よ!
 仮我見さん!
 人生で一番美しいのはいつ?」

 幕が開いて息を知る
 乳を吸い→笑み
 糞を垂れ→泣く
 全身で世界を見つめ嗅ぐ赤子のときか?

 花が開いて愛を知る
 心を伝える演技をし
 心を聞くためウソをつく
 裸で抱き合う青春のときか?

 撒いた種の撒いた種とも
 晴天の労(ねぎら)い
 笑いと喧騒を聞く
 円熟の収穫のときか?

 背後のお囃子遠ざかり
 足に足袋
 懐に小刀
 枯れ野向こうの薄暗闇から吹く風に
 全霊を任せる白装束のときか?

「ママハハさん、ママハハさん、
 その毒リンゴひとつくださいな
 私のキレイな死に顔で
 白馬の王子もイチコロよ」


役田:2010/01/28

蛇の面はないのかしら ▼

 ハハの母のははのデスマスク
 眠っているのと河原ず見えた。
 それでも近寄りがたかったのは
 融けぬ終止と知っていたから

 それはともかく祭りのある日
 買った飾りに浮かれるあたしを
「似合わぬ」切って捨てたのは
 提灯魔法が消えたあと


竜胆ヒマワリ:2010/01/30

時計たときに掛かる魔法 ▼

 ガラスの靴が脱げたのは
 足にフィッたりしてないから

 魔法がいつか融けるのは
 夜の終わりと昼の始まり

 王子と結婚できたのは
 釜戸の灰と火傷のおかげ


cue:2010/02/02

姉妹の1/3を引き連れて神に反旗を翻す ▼

三女が王子と幸せに暮らしているとき、
次女は紡績事業で巨万を成し、近代国家の礎を創りました。
長女は荒野の魔法使いと駆け落ちし、波瀾万丈の人生を送りました。

契っては放られ
解れては束ねられ
交じっては祟られる。

たぎる血と流される血に導かれ
3つの血が再び混じるのは
あの婚礼から250年後の大きな戦のときであります。

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