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ガルグイユ
Gargouille

セーヌ河に住み洪水を引き起こしていた首長水竜。7世紀に司祭が首に帯をかけ祝福を授けて鎮めました。準聖書である『黄金伝説』群の中にキリスト教の司祭や英雄が、布教先の怪物を帯・火か水・十字架で退治するパターンがいくつかある。ゲオルギウスの竜やタラスクなど。【wiki】

教会のトンガリ屋根から雨水を排水する管をガルグイユと呼び、これがガーゴイル(悪魔の石像)になりました。

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ゲヘナ:2009/08/09
心中の泥水 ▼

大地の内に流るる水は。花を芽吹かせ獣を養う。
獣の内に流るる水は。大地を酔わせて孕ませる。
魚の内に流るる水は。海へと重なり海へと還る。
樹木の内に流るる水は。幹を介して天地を繋ぐ。
人の内に流るる水は。なんのヤクにも立たないが。
赤子の内に流るる水は。全てを含みし毒となる。

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竜胆ヒマワリ:2009/08/10
"流れ通る豊穣"と"経ち済ます高利"との換違い ▼

豊穣とは、天と血と人を巡り回り、その摩擦と交歓で増幅する。
利益とは、他人にリスクとコストの押し付けで発生する。

人のニヒルは、この豊穣と利益の意味がスリ換えられ、
生命の流通経路を挑発し搾り取る考えから広がった。

功利を求めて踊すな。
豊穣を祈って舞え。

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ゲヘナ:2009/08/11
身中の砂漠 ▼

人は乾く。乾くから求める。
求めるから乾く。乾くから求める。
人は砂漠となる。全てを求める砂漠となる。
川のように荒れ狂い。海のように全てを飲み込む。

バアル。人の前には利益も豊穣も同じ物。
踊れども祈らず。祈れども踊らず。
血も無く値も無い。痴も無く智も無い。
ただ利益を貪る。ただ豊穣を貪る。

人は乾く。ただただ乾く。

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竜胆ヒマワリ:2009/08/10
ノヴァの洪水 ▼

オオミズの主ガルグイユよ。
主の孫、石造りのガーゴイルたちは
屋根のうえでほおづえ突いて街を見守り
毎日毎日、こスレ会う粒妬きを聞く。

その潤い求める数多(あまた)の詩種は
ミラノ・ロンドン・ニューヨーク
ペキン・トウキョウ・バンコック
洪水をヨブ合唱として世間に響く。

過剰なる豊穣の神よ。
大いなるリヴァイアサンの息子よ。
鉄造りの曾孫たちを
ぜんぶ流す覚悟ができたなら、

‥‥‥

はじめてくれ。
錆びた砂漠に新しい種を届ける季節だ。

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ゲヘナ:2009/08/16
浸中の海流 ▼

流れよ。


2 thoughts on “水竜・ガルグイユ

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