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蜂男ビーマン

 

ビーマン/Bee-Man

硬い殻と柔らかい羽を持つ虫人。集団で行動し、女王や巣を攻撃する者には自分の死を厭わずに攻撃します。

 


宴結び:2016/07/31

無題 ▼

出遭っちまったが運の尽き
いつかの花に風が吹く
追って縋ったこの惨めさも
明日の雨には足りぬという
カッコウカッコウカッコウコウ
下手な拍子に郭公が鳴く

笑った振りして化粧して
振って返れば悍ましい
宛もないのに辛さで満ちた
器はひとりで干せばよい
カッコウカッコウカッコウコウ
おひとりさまには郭公が鳴く


ローロー :2016/09/18

孤を描く 弦 ▼

断ち 捨てて 離れれば
苛む木枯しもやがて止み
その虚無さえも懐かしくなる

それが強さ
お前の強さ
奏でる弦を弾かずなぞる
ただどこまでもなぞりゆく
突き詰め放つ
その強さ


ゲヘナ:2016/09/19

孤毒 ▼

月も出ぬ夜に踊り出て 吹き荒ぶ風に身を晒し
鳥の鳴く木に石を投げ 散り行く花に死を想う

そして受け持つ器の中の 満ちに満ちたる辛さの海に
ポトリと落ちるは一匹の 小さな小さな小さな子虫


そして月日は流れ着き


月も出ぬ夜に踊りだし 吹き荒ぶ風に身を委ね
鳥の鳴く木に餌を投げ 散り行く花に昔を想う

そして手に取る大弓の 張りに張られたその弦を
優しくなぞるは一匹の 大きな大きな大きな弧虫

強きはひとか この虫か?
 

妖精ダークエルフ

 
ヘルボーイ〜ゴールデンアーミー:ヌアダ&ヌアラ
バスタード:雷帝アーシェス・ネイLINEAGEⅡ:ダークエルフ

堕妖精ダークエルフ/Dark-Elf

ダンジョンズ&ドラゴンズが起源と思われるダークサイドに堕ちたエルフ。『指輪物語』ではオークのポジション。私がダークエルフを知ったのは『バスタード〜暗黒の破壊神』の雷帝アーシェス・ネイかな。このころは褐色黒髪でしたが、褐色銀髪、白色白髮黒甲冑など変換しています。こうやって見ると、人種差別、中2病、引きこもり、テロリストなどとダークエルフのデザインは関係しているとコジツケルことが出来るかもしれません。【wiki】

 


名もなき者よ:2016/09/13

人の世よ ▼

もしノアの言う通り
大洪水が来るならば
飲み尽くそう
食べ尽くそう
歌い尽くそう
踊り明かそう
神に見せよう
人の愚かさを
もしノアの言う通り
人の世が終わるなら


ローロー :2016/09/18

俗世圏 ▼

見たい
お前が肉を喰うところ
見たい
お前が酒を呑むところ
見たい
お前が猥談するところ

村に燃盛る大火の周りで
汚い肌と肌の輪が
明日のために明日を忘れ
下世話のえくぼで今を抱く

港に濡れて 町に汚され
城に躓き 村へと帰る

次は人として出直すために


竜胆ヒマワリ:2016/09/20

ウナギが減っているので
いまのうちに食べましょう ▼

ノアこそ人の肌架(はだか)の素型(すがた)。
生き残る形。生き残った姿。
 
周囲に流されず、
常識に飲み込まれず、
ノミとノコとで船を削り
ツガイを捕まえ種を残す。
 
国が水に没しても、私だけは生き残る!
人が火に焼かれても、私だけは生き残る!
答えが風に吹かれても、私だけは生き残る!
 
そして生き残った天地を喰らい
平気な面して何度でも海を割ろう。
 

妖精ウッドエルフ

森の妖精ウッド・エルフ/Wood Elf

◉ ヨーロッパの民間伝承・ゲルマン

バッカナールの世界では身長120cmほどで森の中を素早く三次元移動し、植物性の毒矢や茨製のトラップゴーレムを操る種族。ハイ・エルフやダーク・エルフに比べると陽気で呑気でいたずら好き。

指輪物語やウィザードリィなどに登場する痩身美麗で高貴な種族ですが、起源であるゲルマン神話でも人間と同じ大きさの神族として登場します。しかし、民話に登場するエルフはフェアリーの誤訳なのか、数cmで羽が生えている者もいるようです。【wiki】

 


ローロー:2016/03/30

インザ ダーク ▼

薄暗い苔の中で 独り回る踊り子
拒絶する岩の上で 独り回る踊り子

人の挫折や希望に沿わせ
僅かな反射に視界を求め
独り踊り子奏でる静か
寄るもの皆そう日陰者

蛍光の虫が飛び交う最中
苔むした瞼 開き見つめる踊り子
厳かに憂い潤い 濡れた眼で見るだけのそれ

そのための踊り子
恵まれた踊り子
今結ばれた 
君だけの舞台


竜胆ヒマワリ:2016/04/04

インセプション ▼

宙を舞う独楽の連団が
星の外周に輪を成している
太古から続く縞模様の空

やがて隣りの独楽に弾かれて
あるいは慣性を使い果たして
流星となり地に降りはじめる

ひとつは空に焼かれて消え失せた
ひとつは凍った海に身投げした
ひとつは星に生命を芽吹かせ
ひとつは火と鉄の素となる

インスピレーションは無限に浮かぶが
地に足着いても踊る子は少ない
新しい舞台に出鼻を挫かれ
新しい夢に先を越されて

しかし忘れられない記憶がある
極小の摩擦と重力のなか
ひとりで
みんなで
楽しく踊れた経験が

インセプション
新しい季節だ

 

カビの精霊モース

モース/Mors

ピエール・デュボア/妖精図鑑』に載っていた記憶があるのだが手元にないので確認していません。確認し次第追記します。

mors-big

 


宴結び :2015/11/26

枝実無根 ▼

笑いたいから、笑う
   嬉しいからじゃなくって

怒りたいから、怒る
   悔しいからじゃなくって

泣きたいから、泣く
   悲しいからじゃなくって

楽しみたいから、楽しむ
   楽しいからじゃなくって


ローロー :2015/11/27

風化の季節 ▼

地に立つ足から昇る潮流が
脳裏に溜まって突き抜ける

去り行く秋がさよならの口づけ
冬の追い風に流され旅立つ

名を捨て 意を捨て 肌身を木枯らす
情緒の赤錆が拭われていく
乾いた葉になり吹かされていく

 

plant-min